テールアルメ工法の原理は、ストリップと呼ばれる帯鋼と土との間に大きな摩擦が生じることを前提に、盛土材料中に補強材としてストリップを敷設する事によって、鉛直な法面が形成されることを原理としております。
歴史の項で説明した砂山が盛土材料に、松葉がストリップに相当します。
盛土材料は、ストリップとの間に十分な摩擦が期待できる材料として砂質系土質材料や岩石質材料が使用されます。また、ストリップは耐久性に優れ、摩擦力の大きいリブ付亜鉛メッキ平鋼が使用されます。
下記のモデル図は、左図は単に砂山を、右図は松葉にて補強された砂山をイメージしております。テールアルメ工法はこの原理を踏襲しております。
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●構造図 |
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【部材重量紹介】
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- 緑化テールアルメ工法の構造原理はテールアルメ工法と同じであり、その技術は数多くの実績に裏付けられています。
- 傾斜壁構造のため、視覚的圧迫感を軽減し、また緑化された壁面は自然に融和し無機質な冷たさを和らげます。
- 壁面傾斜角は任意(1:0.2〜1.0)に設定できるため立地条件に応じた設計が可能です。
- 部材の数は少なく、また全てシンプルな形状のものを採用しているので経済性に大変優れています。
- メッシュパネルは軽量で、しかも自立性が確保でき効率の良い施工が可能です。
- 壁面材にメッシュパネルを使用したフレキシブルな構造のため追随性に富み、比較的軟弱な地盤においても施工可能です。
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